サンドリヨン、またの名をシンデレラ
スターシードの皆さま、こんにちは✡
先日図書館に行ったらグリム童話の特集コーナーがあったので何冊か借りてみました。
これはそのうちの一冊。
みんな知ってる「シンデレラ」なんですが、「シンデレラ」のお話にもたくさんヴァリエーションがあることをご存知ですか?
これはフランス中央部に伝わる民話で、シンデレラ(フランスではサンドリヨンて言うんだって)が魔法使いのお婆さんに変身させてもらうのではなく、洞窟に済む妖精たちに親切にした返礼にドレスや魔法道具の詰まった箱をもらう話になっています。
「ある日 シンデレラは つむを落としてしまいました。
くるくる くるくる
どこまでもころがっていきます。
「ころがれ、ころがれ、神さまのみこころのままに」
シンデレラが おいかけていくと、
つむは ほらあなのなかにおちていきました。」
洞窟で火に当たる妖精たち。
物語では「妖精」になっているけど、もしかしたら旅の商人や巡礼やロマの人たちだったかもしれませんね〜。
「シンデレラも つづいておりていくと
ようせいたちが火にあたっています。
ようせいのひとりが シンデレラにたのみました。
「あたまのしらみを とっておくれよ」
「ええ、いいわ」
「かみのなかに なにがあるかい」
「金と銀よ」
「金と銀が おまえにくっつくように」
ほかのようせいたちも がやがや そうだんして、
めいめいが シンデレラにおくりものをしました。
うつくしい馬車をくるみのからにいれ、
月と星と、太陽のようにかがやく3まいのドレス、
金のくつ、それに、かみを金色にするくしをそえ、
みんな はこにいれてくれました。」
「あなからでると、ひつじは1ぴきのこらずあつまっているし、
7つの糸まきには 糸がつむいであり、
たきぎのたばもできていました。」
うん、いかにも農家の娘さんぽいシンデレラです。
家に戻ったシンデレラの髪から金と銀が落ちるのを見た継母が自分の娘にも同じことをするように言います。
「いやいやでかけていったむすめは、まきばへついて、つむをおとすと、
けとばして となえました。
「ころがれ、ころがれ、あくまのきのすむままに」
ほらあなにおりると ようせいがいいました。
「あたまのしらみを とっておくれ」
「ふん、いやだけどしかたがないね」
「かみのなかに なにがあるかい」
「しらみとしらみのたまごよ」
「みんな おまえにくっつくように」
たちまちむすめのあたまには、しらみとしらみのたまごが たかりました。
あなからでると、たきぎのたばもなければ、糸もつむいでなく、ひつじはちりぢりばらばらで、よびもどすこともできませんでした。」
シンデレラと義理の姉はまったく正反対の在り方、行動をしているのがおもしろいですね。
宇宙の法則とかお好きな人はもうお気づきだと思いますが、こういう古くから生き残っているお話には、現実創造のヒントがたくさん隠されています。
転がるもの(回転するもの)を追いかけて異なる時空に移動してしまうお話はいろいろありますね。「森は生きている」とか「おむすびころりん」とか。
図書館に行ったら、ぜひ子供向けの本コーナーに行って、いろんな本の中に隠された鍵を見つけてみてください。
この物語では、その後、シンデレラは舞踏会ではなく教会のミサに行きます。シンデレラが落としていった靴を王子様が拾って求婚するのは定形なんですが、思わず笑ってしまったのは、ラストシーン。
「ふたりは いつまでも しあわせにくらしました。
もし、死んでいなければ、まだ生きているでしょう。」
死んでいなければ生きているって、そりゃそうだ〜!(笑)
めでたしめでたし♪
それでは今日も地球3D人間界にて、しっかり意図してクォンタムリープを楽しみましょう♪Good luck!
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